2009年11月22日日曜日

SBR #53 の感想なのか?

たまにしか書かない『スティール・ボール・ラン』の感想(のようなもの)。以前にも同じ様な事書きましたが、何かもう、一回読んだくらいじゃ理解不能。かといって、何回読んだって完結しなけりゃ真実には到達できそうもないので、感覚的にいきます。


先ず表紙のルーシー。先月号(#52)から描写されている遺体化(?)した姿、個人的に『覚悟のススメ』の零式鉄球で防御した状態を思い起こす(曖昧な記憶のみでキチンと確認してないのですが、これから展開する『トンデモ』の為このまま突っ走ります)。さらに「覚悟のススメ」というと6部のプッチ神父の目指す天国における人類のあるべき状態を思い起こします。そのプッチ神父は緑色の赤ん坊と融合してシー・ムーンやメイド・イン・ヘブン等、重力に影響を与える能力を得ました。

望むと望まざるに関わらずルーシーが遺体と融合する事で発現した「ルーシーを中心に物が集まって寄ってくる」現象、これも重力に関係している様な気がします。専門的な事は完全理解出来ていないので間違った事を書いてるかも知れませんが、これはルーシーを特異点とした一種のブラックホールとして描かれているのではないでしょうか?(特異点定理ホーキング博士の長女の名前はルーシーとの事だし)。

今月号(#53)では「ルーシーを中心に物が集まって寄ってくる」現象の解釈が、「ほんのちょっぴりだが理解が間違っていた」との事で、「ルーシーを中心にスキ間の面が空間に出来ている」となっています。多分理解不足で間違っているけど単語の語感でそう思ってしまうのですが、この「スキ間の面」は事象の地平面と感じ取ってしまって良いのでしょうかね?。『トンデモ』だからいいか?。

ところで、特異点とは

特異点(とくいてん、singularity)は、ある基準 (regulation) の下、その基準が適用できない (singular な) 点である。したがって、特異点は基準があって初めて認識され、「 - に於ける特異点」「 - に関する特異点」という呼ばれ方をする。

との事で、ルーシーを特異点と認識させる基準はルーシーと融合しているので遺体ではなく、この現象の実際の能力行使者である大統領なのでしょう(その大統領自体、別の特異点かも?。やっぱり基準は遺体として)。

さて、ここまでネタ振りしといて何ですが、ここから先は一般相対性理論やら量子力学やら量子重力論やら超弦理論やら何やらかんやら、たとえ『トンデモ』の為だとしても理解不足で書けません(つか知恵熱出そうなのでヤダ)。『トンデモ』じゃなく、もっと本格的にやってくれる人はいませんかね?。


表紙だけでなんかもう面倒になってきたので、以降の感想は簡素。


空間の「スキ間」の中に入って中を動けるという大統領の新能力。なんとなく6部のエンポリオを思い起こした。エンポリオといったら屋敷幽霊。屋敷幽霊といったら『デッドマンズQ』。『デッドマンズQ』といったら吉良吉影。・・・と言う訳で『吉良(きちりょう)』なるものって吉良吉影と何か関係あるかしらん?。爆発。ビッグバン。新しい宇宙。


スキ間スイッチ。なんとなくこの曲が合ってる気がした。




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