PLUTO 8

『PLUTO』８・最終巻を買いました。簡単に言うと「ロビタ」と「また反陽子爆弾かよ」。

PLUTO 8 (ビッグコミックス)
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結局の所、アトムが「地上最大のロボット」になった（最大＝最強ではない）。しかし実のところゲジヒトが「史上最大のロボット」だったのかも知れない。アトムも「人間」になったが、史上最初に「人間」になっていたのはゲジヒトだと思う。

伏線的に挿入され続けられてきたゲジヒトの悪夢。これに何かしらの疑惑を持っていたが、やっと真実が判明した事で疑惑が晴れるどころか感動して涙する。で、そこで「ロビタ」とは・・・。

７体のロボット達の意識の融合とかが必要だったのかも知れない。ゲジヒトで結実してアトムで発動した「人間」の心は、周囲のロボットに伝播して涙すら流させる。もちろんブラウ1589にもその「人間」の心が伝播して行く。

ブラウ1589が何の為に出されたかは、原作に出てこない黒幕の処置には原作に出てこないモノに任せるという事よりも、むしろ「人間」の心を獲得したアトムに殺しをさせない為だったのだろう。

ところで、浦沢直樹は「反陽子爆弾」が好きみたいなので、今度は『W３』でもリメイクしちゃえば？。